足達 俊則 さん

1. 島津歴・島津に住んでいる理由

1976年 島津生まれ

阪神淡路大震災の年に、神戸のガス会社に就職したので
復興隊として働いていた。
その後、神戸→舞鶴で水道設備工事を学んだ。
ちょうど京丹後市で下水接続が始まった頃だった。

実家の足与商店を継ぐことは、小学校の卒業文集にも書いていて、
いずれ島津に帰る予定だったので、子供が小学校に上がるタイミングの30歳で帰ってきた。

2. 島津の長所短所

長所:
おだやかな空気が流れている。
消防にしても仲間意識が強く横のつながりがしっかりした良い村だと思う。
島津の機業組合の人たちと島津の企業の10人弱程のメンバーで、
東北の復興支援に宮城県の南三陸町に行った。
0泊3日くらいの強行軍で、マイクロバスにガスボンベをたくさん積んで行って、炊き出しをした。
その時特に島津は横のつながりも太いなと感じた。

短所:
ちょっと消極的なところがあるかな。笑
昔と違ってみんな働きに出ているので、仕事で精一杯で普段は顔を合わせられない。
しましまベースのイベントなどで自然に集まれたらいい。
積極的にというか自発的に集まる人が増えれば。

3. 仕事について

ガスと水道屋

大変なこと:
従業員もいるので責任があること。
新入社員で島津の子が入ってくれたことが嬉しい!

夜中でもガス警報機が鳴ったりお客さんから連絡があったら駆けつけなければいけないこと。
消防でも火事が起きれば、ガス管がないか確認して外しに行ったり、爆発を防ぐために動く。
(ガス屋にしかできない仕事!)

やりがい:
やりがいは、やっぱり新築でもリフォームでも、
完成させたあとのお客さんの笑顔を直に見れること。

4. プライベートは?

趣味:
春〜秋はサーフィン。

子供が小さいときには少年野球のコーチをしたり。
2019年から草ソフトボールチーム「京丹後SSC」に入っている。

5. 家について

縦長の家なので、子供達が小さいときには端から端まで走ったり、家で運動会ができた。笑
田舎ならではで部屋数も多い。
祖父母がいた頃は9人で住んでいた。
昔の母屋は「ひきや」で、中禅寺側から島津側まで家を引いて動かした。

昔から商売の家系で、昔は燃料として薪を売っていた。
その前は食器などを売っていた。

豆まきをしない?!「足達」さん
島津の「足達」姓は節分に豆まきをしない!
鬼に助けられたから。

6. 子育て

子どもは3人。
精一杯やってきたつもりだけど、
あの時こうしておいたらよかったと思うこともある。
もっとアウトドアでキャンプとかすればよかったかな。

挨拶ができる子
うちの子が挨拶してくれると地域の人に言ってもらえるのがとてもうれしい。
子どもを通じて友達や広がりも増えたし、子どもたちには感謝している。

子どもたちが帰ってきたいと思える地域づくり
出ていった子どもたちが帰ってきたい地域だと思ってくれたらうれしい。
そういう環境づくりをしていきたいと思っている。

7. 島津の楽しみ

秋祭り
秋祭りが楽しみ。高校生の時は太刀振りしていた。
いまは祭り保存会で笛を吹いていて、高校生たちとわいわい練習している。
息子が太刀振りを始めた頃から一緒に練習ができたのが良かった。(コロナで最後2年できなかったが泣)

愛宕山
好きな風景はやっぱり愛宕山。
昔からお堂にみんなの名前が書いてある。もちろん僕の名前も笑

8. これからやってみたいこと

仕事でもエネルギーは転換期になっているので、
会社が継続していくにはあたらしい事を考えていかなければいけない。

今は家具にも興味アリ!
配管のパイプで作ったりしたら面白いんじゃないかなと。

9. 特技

配管はもちろん任せてほしいけど、
島津の中の道案内!
仕事柄もあって大体の道と家は把握してるので笑

10. イチオシの島津びとは?

・森電気の森政博さん
話が面白く人柄がいい。ぜひ市議会議員になってほしい笑

・河田のじゅんさんも面白い!

・田中大介くん
他所から来て溶け込んでてすごい、飲み会に必須の面白い人!

11. 島津をさらに素敵な地区にするには

みんなが顔を合わせられる、大勢集まれる全員参加型の恒例イベントをしていきたい。

年代の違う人たちとどこかで出会っても挨拶できるような地域にしたい。

坪倉 睦男 さん

1. 島津歴・島津に住んでいる理由

1960年〜(生まれつき)

2. 島津の長所短所

・村役が少ない

・田舎の良いとこ取り

・愛護会(こどものこと、地蔵盆、祭の相撲子供みこし、バザー)、公民館(文化祭スポーツ、納涼祭=盆踊り)、 連合区(神事、どんどやき)など、色んな行事が年間バランスよく開催され楽しい!

・作り酒屋(水が豊富、井戸が多い)や機屋が多かったため、昔から移住者が多いのでウェルカムな空気がある。

・五九六〇会(ごくろー会)という同年(同級生)のコミュニティがある。

3. 仕事について

元は府の職員
学校事務職員から教育局→土木→あじわいの郷→いかり高原→最後また土木。 あじわいの郷出向が印象深く、公務員では普段できない稼ぐ仕事だった。 自分たちでイベントの企画や運営をする経験をして、それが今に生かされている! 普通の公務員では経験できない仕事ができた。

区長として
愛宕区の住民の困りごとを代議員と一緒に解決している。
島津連合区の副区長、庶務・会計も。

災害が起きた時の避難の誘導などや災害後の被害の申請などを
行政に頼んだり、でも行政の範囲外だったので、代議員と相談して
隣近所のみんなで土砂崩れの土砂をどかしたり補修した。
区長と代議員の二人三脚、これは島津独特の仕組み。

名前を貸すだけの予定だったのに、三野さんに区長にさせられた。笑
三野さんの頑張りを近所で見てきてすごいと思っていたので、
この人の陰謀だったらしょうがないなと笑、今は区長の仕事が楽しいです。

やりがい:
地域の住民の方からの感謝が何よりもうれしい。
しましまファームの取り組みもそうだけど、色んな年代や職業の人との関わりがあり、
そういう流れも大事、面白いと思って、あえて身を任せてみている。笑

※代議員…区長を補佐する役
※連合区長1人、区長は6人、代議員は19人(最終決議の決定権)

4. プライベートは?

趣味:古い車
古い車が好きで、H13年製のアルテッツァをオークションで6万で買った。笑
前輪のタイヤの先までが短いところがかっこいい!後輪駆動だからできるデザイン。

原付50cc、緑色のホンダのシャリーも可愛い相棒。
自分が高校の時乗っていたのと同じもの!

古道具や古い建具も好き
祖父母の使っていたタンスを今でも大事にしている。
去年初めて大豆を自分で育てて、味噌を作るのために大豆を挽く「挽き機」を、
祖父母のものを使ったら現役で使えたので感動した。

5. 家について

持ち家。薪ストーブで快適。
隠居が築90年、母屋が60年。
古民家ではないが、古いあじわい、普通の古さが気に入っていて、
その古さを維持していくのも好き。
車庫を秘密基地にして、ひとり時間を過ごしたり友達と飲んだり。

6. 子育て

息子が3人。
島津で子育てができて良かった。
自分の同年が仲が良く子どもの年齢も近いので、相談ができたことが大きい。
自分がやってきた秋祭りでの太刀振りを、子どもたちに教えることができたのも喜びのひとつ。

7. 島津の楽しみ

同年の7人と集まること。
3ヶ月に1回飲み会を開いてる。

畑を作りかけた時に、道端の畑なのでみんなが声をかけてくれる。
野菜の作り方を教えてくれたり、地域の人と会話できることが楽しい。

8. これからやってみたいこと

島津で空き家の建具をレスキューして古道具なんでも屋をしたい!
空き工場を改装したい。しましまベースでやってみたい。
(※編集者注 → 島津メンバーを中心とした有志で「株式会社シロウトニケ」を立ち上げ、島津内の空き家を改装して『シェアハウス ニケ荘』を運営されています!)

畑をもっと本格的にしたい。
ふれあいセンターなどでおかし作りワークショップなど
山登りも好きなので、島津の山に登ったり歴史歩きなどしたい。

9. 特技

木の剪定ができる。

フットワークが軽い。スピード感を大事にしている。

次のために今を大事にしている。今が勝負!

人と話すのも好きで、納涼祭の司会などを頼んでもらってます。

今までの色んな経験が活きてる。次のことにもつながると思っています。

10. イチオシの島津びとは?

三野さん!と言いたいところだけど
大垣いづみさん。
ゆるりら(→子育てについてページへ)の活動もそうだけどとにかくよく動く!
面白くて優しいお母さん。嗅覚がいい。
…うちの奥さんもおすすめと言いたい☆笑

11. 島津をさらに素敵な地区にするには

島津マルシェしたい。
こどもが売り子になるこどもマルシェもいいな。
(※編集者注 → 2022年から、小学生が自分たちで楽しくあきないを考え実践する「はじめてのおみせ」を主催されています!)